歯科医療機関は、患者さんが不安や緊張、様々な身体的ストレスなどによって、治療中に体調が悪くなるなど、万一の緊急事態が起こった場合に適切に対応できなければなりません。
そのため、AEDなどの医療機器を備えたり、予め医科医療機関と密接に連携するなど、患者さんが、安心・安全に歯科医療を受けられるような体制を整えておく必要があります。
また、医療事故を未然に防ぐため、適切な研修を受けた常勤の歯科医師が配置されていなければなりません。
歯科外来診療医療安全対策加算とは、そのような基準を満たしていることを、厚生労働省地方厚生(支)局に届出ている歯科医療機関が初・再診料に加算する点数です。
歯科外来診療医療安全対策加算に関する施設基準