私たちは、国内あるいは世界中で様々な細菌やウイルスに感染する危険にさらされています。そして、それらの感染は、唾液や血液を介して広がることが多いのはご存知のとおりです。
歯科の診察、治療には観血的処置(出血をともなう外科的処置)がつきものです。
そのため、確実に洗浄、滅菌された器具を患者さん毎に交換して使用するなど、院内感染防止対策について特別な配慮が求められます。
日常的に唾液や血液等に触れる環境下にある歯科外来診療の特徴を踏まえ、歯科医療機関における院内感染防止対策を推進するため、平成30年度診療報酬改定において、歯科初診料及び歯科再診料の引き上げとともに新設された施設基準です。