令和6年度診療報酬改定における施設基準に係る変更について
このたびの診療報酬改定において、次の施設基準の届出に必要な講習会を実施しております。
・かかりつけ歯科医機能強化型診療所(か強診)が削除され、口腔管理体制強化加算(口管強)に全面的に移行されました。
・歯科点数表の初診料の注1に規定する施設基準(歯初診)がさらに強化され、歯科外来診療感染対策加算(外感染)が設定されました。
・さらに歯科外来診療環境体制加算(外来環)が歯科外来診療医療安全対策加算(外安全)に見直されております。
当機構では先生方のニーズに合わせた講習会を引き続き実施しておりますので、ぜひ当ページからお申込みください。
開催予定一覧
今後の在宅療養支援歯科診療所(歯援診)並びに口腔管理体制強化加算(口管強)に関する研修会、及び歯科外来診療医療安全対策加算(外安全)に関する研修会、歯初診と歯科外来診療感染対策加算(外感染)に関する研修会は、以下を予定しております。
医科歯科連携の講習会開催について
患者の健康を包括的にサポートし病気の早期発見、予防、治療の質の向上並びに患者の生活の質の向上のためには、医科と歯科の連携が必要不可欠です。
とりわけ、周術期治療における医科歯科の連携の重要性については、術後の合併 症の防止、感染症の予防、動揺歯の抜去等について的確に対応することが以前から指摘されており、回復期、慢性期、在宅医療の過程においても医科歯科連携の重要性は変わりません。
そのため、 厚生労働省は医科歯科連携の必要性を評価し、充実を図るため2012年の診療報酬改定で「診療情報提供料」及び「診療情報連携共有料」等を導入したところです。
これにより、医科では「診療情報提供料250点」が算定でき、歯科では「診療情報連携共有料(120点・3月に1回)」が算定できるようになりました。
また、手術の前後の周術期に口腔機能の管理を歯科医師が行った場合には「周術期等口腔機能管理料」が算定できます。
「歯科標榜」のない病院が医科歯科の連携を行う場合、新たに歯科設備等の投資が必要と考えられますが、近隣の開業歯科医院と病院とが連携するシステム構築することにより、病院側の初期投資負担を軽減できるものと考えております。これは病院(医科)の運営に大きなメリットがあります。
idiとしましては、以上の趣旨を踏まえ「厚生労働省の後援」を得て、標記講習会を開催してきており、5回目を迎える今年度は「医科歯科連携の大きなメリットと口腔機能の役割」をテーマとして、 各講師の方々にこの医科歯科連携のシステム、患者の治療に多職種連携チームが機能できるよう研修を通して分かりやすく解説していただくこととしておりますので、多くの医科の先生方にもご参加いただき、医科と歯科の連携が円滑に進むよう願っております。
なお、参加申し込みは idiホームページから出来ますのでご案内申し上げます。
NPO法人歯科医療情報推進機構
専務理事 松本満茂
会場/オンライン開催
現地開催、およびオンライン配信のハイブリッドWEB方式で開催
詳細はこちら
大好評につき今年も開催!
講習+介護施設での実践演習で誤嚥性肺炎予防口腔ケアをマスター。
詳細はこちら
オンライン開催
詳細はこちら